旧ホームページデータ―よくある質問
昔治療した銀歯が黒くなっている、大丈夫?
もしかしたら水銀を含むアマルガムの詰め物かもしれません。
近年の歯科治療ではあまり使われなくなってきたアマルガムですが、過去に治療を行った際に使われたアマルガムがまだお口中に残っている可能性もあります。
水銀は人体にとって、非常に毒性の強い液体である唯一の重金属で毒性に指定されています。この歯科金属のために、原因不明の病気に悩まされている方もいらっしゃいます。
「歯科用水銀アマルガム」は100年以上も世界中の歯科医院で使用され、日本でも国が認めて70年ほど使われてきました。現在、欧米の一部では使用が禁止されていますが、日本では使用している医院もあるといわれています。
お口の中にアマルガムがあるかどうか、特徴としては以下が挙げられます。
・光沢がなく、黒く錆びている様な色。
・前歯の裏側や奥歯の側面、かみ合わせる所に使われている。
・小さくて、直線的でない塊のようなもの。
アマルガムによる代表的な症状としては、頭痛、強い疲労感、胃腸障害、拒食、過食、しびれ、皮膚症状、原因不明の関節・筋肉の痛みなどがあります。
口の中にアマルガムの様なつめものがあり、上記の様な症状がでている方は、ぜひお近くの歯医者さんでみてもらいましょう。
治療することによって、症状が緩和・改善する可能性があります。