種類の違う金属の存在は、溶出を進行させます

種類の違う金属の間には、電位差が生じ、そのため、一定の大きさと方向をもつ電流が起こります。(※ガルバニー電流)。
その電気的な刺激は、扁平苔癬や白板症などの原因といわれるほか、味覚異常、感覚異常など、生体に悪影響を与えます。
また、異種金属間に起こる電流は、金属の溶出の大きな原因となっています。
金属間に起こる電流の大きさ等は、金属の取り合わせによって異なりますが、その際、より卑なる金属(アマルガム、銀系合金など)のほうが、溶出傾向が高くみられます。

口腔内に違う種類の金属が使用されている場合は、同一の金属のみの使用時より、アレルギーを引き起こしやすいことが、判明しています。

※ガルバニ電流・・・異種の金属同士が触れ合う時に流れる電流でお口の中でいやな感じやピリッとする痛みを自覚すること。

〇金属アレルギーの全身への影響

〇アレルギーを起こすのは、金属ではなく金属イオン!お口の中はイオン化しやすい環境です!!

〇金属を用いない歯科治療 

〇アレルギーの原因となる金属、ならない金属