旧ホームページデータ―よくある質問

顎関節症を改善するためにできることは?

顎関節症を発症・増悪させる原因を減らすために、日常生活で何気なく行っているクセや習慣を見直しましょう。気づいて改善していくと、症状がグッと楽になります。ぜひお試しください!

顎関節症

背筋を伸ばそう

つい猫背になっていませんか?猫背になるとあごが前に出て、顎関節に負担がかかりがちです。特に仕事や勉強で長時間集中する方は要注意です。普段の何気ないクセを直していきましょう。

上下の歯を離そう

仕事や家事、運転中や勉強中に歯を噛みしめたり、上下の歯を触らせてはいませんか?上下の歯が触るのは、通常1日20分程度といわれています。上下の歯を触らせるクセがあると、あごの筋肉を疲労させてしまいます。

睡眠を十分取ろう

睡眠不足になると緊張状態に陥りやすく、リラックスしにくくなります。また、睡眠の質が悪いと歯ぎしりが増えることが分かっています。生活のリズムを整えて十分な睡眠を取りましょう。うつぶせや高めの枕は避け、できるだけ上向きで寝ましょう。

頬杖をやめよう

テレビを見ながら、おしゃべりしながら、つい頬杖をついていませんか?偏った力があごに加わって余分な負担をかけるだけでなく、バランスを取るためにあごの筋肉が緊張し、筋疲労の原因にもなります。

仕事の合間に休憩しよう

仕事や家事、勉強の合間に休憩を取りましょう。緊張したり集中している時間が続くと、あごの周りの筋肉も緊張しがちです。お茶を飲んだり、軽くストレッチするなどして一息つきましょう。

うつぶせで読書をしない

うつぶせ読書は、下あごが前につきでてあごに負担がかかります。読書はつい同じ姿勢を長時間続けやすく、何気なく続けているうちにあごを痛めてしまいます。

硬い食べ物は控えて

痛みのあるかたはもちろん、あごを動かすと音がしたり痛みのあるかたは、なるべく硬い物・大きな物を食べるのは控えて、しばらくあごを養生させましょう。せんべい、スルメなどはもちろん、フランスパンなども避けた方がよいでしょう。