旧ホームページデータ―よくある質問

Q.歯の神経を取ったのだから痛いはずがないのに痛む

A.こんな経験はありませんか?これは、歯の神経(歯髄)を取り残して痛むのではありません。

神経を取るというのは歯の根っこの先端で歯髄をクレンザーという器具でからめとるようにねじ切って除去するのです。ですから根の先端には傷口ができることになります。この傷口の感染や出血が痛みの原因です。

通常この痛みは神経症状の『甘いものや冷たい物がしみる』といった痛みとは違い、噛むと痛むといった歯を支える歯周組織の痛みです。その痛みの程度や持続期間は歯髄の感染の度合い、炎症の進行度合いや痛みの感受性といった個人差によって様々ですが、こうした症状は3日から1週間で消えます。