セレック治療の流れ
1日でセラミック治療が完了するセレック。具体的にはどのようにして治療が行われているのでしょうか?
Step1 スキャン(型取り)
歯を削ったあと、3D光学カメラで口腔内を撮影します。治療する部分を削ったあとは、3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)。型取りの不快感を味わうことはありません。わずか数秒の作業で、患部の歯列がモニター上に再現されます。
※症例により型取りが必要な場合もあります。
Step2 修復物設計
コンピュータの3D画面上で修復物を設計します。
モニター上で歯の形態や噛み合わせの調整を、あらゆる角度から行い、理想的な形にしていきます。設計後は様々な色のセラミックブロックから最適な色のものを選定します。
Step3 修復物作製
ミリングマシンが設計データを基に加工します。
ミリングマシンと呼ばれる機械(CAM)が、コンピュータで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出し、修復物を精密に整えていきます。
Step4 口腔内セット
口腔内へセットして治療完了です。
先進的な接着技術を用いて、削り出されたセラミック歯を口腔内へセットします。これで治療完了となります。
なお、Step1からStep4までにかかる時間は、たいていの場合は1時間程度です。
一般的な治療時間は 「歯を削る→歯型を取る→セット」という流れですが、最低でも2回の通院が必要になり、治療時間もかさんでしまいます。 セレック治療は「歯を削る→セレックで修復物を作製→その日のうちにセット」という流れなのが、セレック治療。ほとんどの場合1回の通院ですみ、しかも治療時間は最短で1時間程度。その差は歴然です。