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食べたらすぐ磨いたほうがいい?

食後30分後の歯磨きがオススメです!

実は、賛成の強い食品を食べたり飲んだりした時に、お口の中のpH値は酸性に傾き、歯は溶けやすい状態になっています。その状態でゴシゴシと磨いてしまうと、歯に余計なダメージを与えてしまいます。

食後30分後には、唾液の影響でお口の中が中和され、通常の中性の状態に戻ります。そこで歯を磨いたほうが良いとされています。

特に日本人の歯はエナメル質が薄いとも言われているので食事のたびに熱いもの冷たいものなど様々なストレスを受けています。

エナメル質はpH5.5で溶けてしまいます

健康に良いとされているビタミンC・アミノ酸・ポリフェノールなど、もっとわかりやすく言うと、高たんぱく高脂肪の欧米型の食生活に偏ってしまうと「酸性食品」を多く摂りがちになってしまいます。

歯というのはミネラル(主にリンとカルシウム)からできています。

酸性度の強い食品ばかり食べていたり、固い歯ブラシでゴシゴシと歯を磨いてしまったら歯がダメージを受けてしまい良くありません。

歯が溶けてしまう状態を「脱灰(だっかい)」と言い、唾液が酸を中和し、唾液に含まれるリンやカルシウムにより修復することを「再石灰化」といいます。

歯は脱灰と再石灰化を繰り返します。

再石灰化が追いつかなくなると虫歯だでき、「酸蝕歯(さんしょくし)」として影響が現れます。

脱灰と再石灰化のバランスがとれると歯は健康な状態に保たれます。